フライバード復活記 その6
AB型の特徴の一つピラミッド型オレオフォーク
この部分がグリスを保持するタンクになっていた
カタログによると左右のフォークの振動を一点に集中させハンドルに衝撃を伝えないとされている
アンダーブラケットには重大な折損
この車体には車体番号が存在しない
試作車ではないかと憶測が立つがそのわりには使い込まれている
1953年に名古屋TTレースが開催された時 土井産業はTN AB ACの三台を出走させるがどれもフレームや
足回りにダメージを追って何とかゴールするも時間超過で失格となる
車体番号が無く足回りに折損があるだけで出走車輌と断定など出来るはずも無いがこのタイムマシンは
夢を見させてくれることは確かである
本来は鉄鋳物だが復元コストがかかりすぎる為独自の発想で進めていく事にした
まずディテールにしたがって展開した部品を造っていく
簡易な物だが治具に預け各座標を正確に狙う
溶接したビードを手仕事で消していく
ほぼ完成
裏側のリブもオリジナル同様再現した
後これを型に鋳造してもよいだろうが今回はこういった感じ
ブレーキペダルは延長されていた
かなりオリジナルは短いデザインなので踏みにくかったのであろう
いったん切り離して再度溶接し元のデザインに習う
ほとんど干物と化したシート
裏地が布製
キッチリ再現する
シートベースのスプリングも何本か無くなっていたので巻きなおした
完成したシート
つづく
この部分がグリスを保持するタンクになっていた
カタログによると左右のフォークの振動を一点に集中させハンドルに衝撃を伝えないとされている
アンダーブラケットには重大な折損
この車体には車体番号が存在しない
試作車ではないかと憶測が立つがそのわりには使い込まれている
1953年に名古屋TTレースが開催された時 土井産業はTN AB ACの三台を出走させるがどれもフレームや
足回りにダメージを追って何とかゴールするも時間超過で失格となる
車体番号が無く足回りに折損があるだけで出走車輌と断定など出来るはずも無いがこのタイムマシンは
夢を見させてくれることは確かである
本来は鉄鋳物だが復元コストがかかりすぎる為独自の発想で進めていく事にした
まずディテールにしたがって展開した部品を造っていく
簡易な物だが治具に預け各座標を正確に狙う
溶接したビードを手仕事で消していく
ほぼ完成
裏側のリブもオリジナル同様再現した
後これを型に鋳造してもよいだろうが今回はこういった感じ
ブレーキペダルは延長されていた
かなりオリジナルは短いデザインなので踏みにくかったのであろう
いったん切り離して再度溶接し元のデザインに習う
ほとんど干物と化したシート
裏地が布製
キッチリ再現する
シートベースのスプリングも何本か無くなっていたので巻きなおした
完成したシート
つづく