フライバード復活記 その4
1952年式AB型
前年のオープンロッカー式のTNから比べかなりの進化を遂げている
密閉式のロッカーを採用しサクション式オイルポンプと言う独自の圧送方式に特許を出願した
美しいデザインのタイミングカバー
前年度同様の排気量142cc
特許出願の打刻
いろいろ調べるうちにこの次の年の1953年式AC型も同様に特許出願が何件か申請されている
翌年は真鍮製のプレートをリベット留めしそれに記載される
クランクケース下部がオイルタンクである
アルミ製クローズドロッカー
クランクケース内のピストン下降圧力により押し出されたオイルが外部オイルラインを経由してくる
フィン欠けあり と思って後に修繕したが裏にはまる事となる
その記事は後程
一番上に写っている物はギア式のオイルポンプ
腰下の潤滑は全てこれが行う
サクション式というのは腰上に関してのみ作用している
タイミングマークが一切無い
鋳鉄製 エキゾーストツーポートのヘッド
なんとヘッドに鋳造時のムラなのか虫食い穴がありポートに貫通している箇所がある
深刻な状況に頭を抱えた
本当に市販車なのかと思える出来で試作車の可能性が高くなる
ケースのマッチングナンバーは15
普通で考えれば15個目
クランクの肉抜きやコンロッドの肉抜きに注目して頂きたい
ローラーベアリングを交換
芯出し振れ取り工程
つづく
前年のオープンロッカー式のTNから比べかなりの進化を遂げている
密閉式のロッカーを採用しサクション式オイルポンプと言う独自の圧送方式に特許を出願した
美しいデザインのタイミングカバー
前年度同様の排気量142cc
特許出願の打刻
いろいろ調べるうちにこの次の年の1953年式AC型も同様に特許出願が何件か申請されている
翌年は真鍮製のプレートをリベット留めしそれに記載される
クランクケース下部がオイルタンクである
アルミ製クローズドロッカー
クランクケース内のピストン下降圧力により押し出されたオイルが外部オイルラインを経由してくる
フィン欠けあり と思って後に修繕したが裏にはまる事となる
その記事は後程
一番上に写っている物はギア式のオイルポンプ
腰下の潤滑は全てこれが行う
サクション式というのは腰上に関してのみ作用している
タイミングマークが一切無い
鋳鉄製 エキゾーストツーポートのヘッド
なんとヘッドに鋳造時のムラなのか虫食い穴がありポートに貫通している箇所がある
深刻な状況に頭を抱えた
本当に市販車なのかと思える出来で試作車の可能性が高くなる
ケースのマッチングナンバーは15
普通で考えれば15個目
クランクの肉抜きやコンロッドの肉抜きに注目して頂きたい
ローラーベアリングを交換
芯出し振れ取り工程
つづく